LibreOffice 25.2 ヘルプ
索引項目の対象とする用語を一括して登録し、必要な編集を行います。コンコーダンスファイルは、アルファベット順の索引で参照される単語の一覧をその単語がドキュメントに表示されるページ番号と共に表示します。
「検索と置換」ダイアログで「すべて検索」ボタンを使用して、単語が表示されるすべての場所を強調表示し、次に「索引の項目の挿入」ダイアログを開いてその単語を追加し、アルファベット順の索引に配置します。ただし、同じセットのアルファベット順の索引を複数のドキュメントで使用する必要がある場合は、コンコーダンスファイルを使用してすべての単語を一度に入力して、そのリストを何回も使用できます。
The default filter for creating or opening concordance files is *.sdi. However, the file format of the concordance file is plain text.
Choose Insert - Table of Contents and Index - Table of Contents, Index or Bibliography - Type.
ボックス 種類 で「索引」を選択します。
エリア オプション でチェックボックス コンコーダンスファイル を選択します。
ボタン ファイル をクリックして、新規作成 または 開く を選択します。
コンコーダンスファイルは、下記のフィールドで構成されています。
| 用語 | 意味 | 
|---|---|
| 検索語句 | 「検索語句」には、ドキュメント内でマークする索引項目を指定します。 | 
| 項目 | 「項目」には、索引中の項目として表示する際の名称を指定します。 | 
| 1st and 2nd Keys | 分類タイトル 1 および 2 には、索引内での上位項目を指定します。先に指定した「検索語句」ないし「項目」は、分類タイトル 1 および 2 のサブ項目として表示されます。 | 
| コメント | Add a comment line above the entry. Commented lines start with #. | 
| 大文字と小文字を区別する | 「文字区別」は、大文字と小文字を区別するかを指定します。 | 
| 単語として | 「単語として」は、独立した単語のみを検索対象とするよう指定します。 | 
「文字区別」および「単語として」オプションの設定は、該当セルのクリックで表示されるチェックボックスのオンとオフで指定します。
コンコーダンスファイルは、下記の表記規則に従って記述します。
コンコーダンスファイルの各項目は、1 つの行として記述します。
コメント行は、# 記号で始めます。
個々の項目は、下記の表記規則に従って作成します。
Search term;Alternative entry;1st key;2nd key;Match case;Word only
「文字区別」「単語として」フィールドが空白かゼロ (0) の場合は、「いいえ」つまり FALSE として見なされます。その他の内容はすべて「はい」つまり TRUE として見なされます。
たとえば「Boston」という単語を、「Cities」という親項目のサブ項目として索引に登録したければ、コンコーダンスファイルに下記の行を追加します。
Boston;Boston;Cities;;0;0
この場合、小文字で表記された「boston」も同じ項目に該当するものとして処理されます。
また、Bostonの「Beacon Hill」地区も「Cities」項目の同じサブ項目としたければ、下記の行を追加します。
Beacon Hill;Boston;Cities;